【小規模事業者持続化補助金】創業枠での申請を検討されている方へ
現時点で、次回の公募(第17回)は未定ですが、「創業枠」での申請を検討されている方は、今のうちに事前準備を始めておくことを推奨いたします。
なぜ、公募前に事前準備が必要なのかと申しますと、「創業枠」で申請する際に「特定創業支援等事業による支援を受けたことの証明書(写し)」が必要となるからです。そして、当証明書は認定市区町村から発行されるものですが、発行条件を満たすためにある程度の時間を要するため、次回の公募要領が公開されてからの行動では申請期限に間に合わない蓋然性が高いためです。ただし、次回公募が前回と同様の条件であることが前提となります。
今回は、福井県大野市で当証明書を取得する方法をご紹介いたします。
まず、当証明書の交付対象者は下記のとおりです。
創業を行おうとする者
事業を営んでいない個人
創業後5年未満の者
事業を開始した日以後5年を経過していない個人又は法人
そして、大野商工会議所が実施する下記の事業支援を受ける必要があります。
創業スタートアップセミナー
創業セミナーを受講し、経営・財務・人材育成・販路開拓の全てについて、知識を習得する。
ワンストップ相談窓口
専門家(中小企業診断士、社会保険労務士、弁護士、税理士、司法書士等)に創業相談を行い、経営、財務、人材育成、販路開拓のノウハウを全て習得する。
以上の支援を受けた者は、大野市に交付申請書を提出することができ、審査後、当証明書が発行されるという流れになります。
つまり、次回公募の申請期間内にタイミングよく上記セミナーが開催されるとも限りませんし、専門家との日程調整も必要なため、繰り返しにはなりますが、次回の公募要領が公開されてからの行動では申請期限に間に合わない蓋然性が高いということです。
最後になりますが、現時点では次回公募(第17回)の実施時期は未定であり、また、前回(第16回)で当補助金は終了との噂もありますが、今回ご紹介した認定を受けておくことで様々なメリットがありますので、「創業枠」での申請を検討されている方は、あらかじめ当証明書を取得されておくことを推奨いたします。
その他詳細は大野市のホームページをご確認ください。
小規模事業者持続化補助金について、申請を検討されている方はぜひ弊所にご相談ください。